☆*写真好きなHSPの日常**♪

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)という独特な気質を持って生まれた、写真大好きなOLが綴る日々です♡

長女の入院記録②

前回からの続きです。

 

入院生活

無事に入院が決まり、案内されて月曜日の早朝から入院生活が始まりました。

1,2日目は新しい場所での新鮮さや、次女だけ保育園へ行っているのに自分だけ休みといったことからグズったりすることなく過ごしてくれていました。

一番は体がしんどいというのがあり、グズる気力もなかったのかもしれません。

ゴロゴロしていることが多かったし(それしかしちゃいけないんだけども)、昼寝も長時間していました。

3日目あたりから随分と体調が回復してきたので、ここからは癇癪祭りで、めちゃくちゃしんどかったです。

インスタで入院レポみたいなのを読むと、「回復してきてからの方が大変」と書いてあって、こういうことか、と思いました。

同室の他の子たちは赤ちゃんが多く、うちみたいに流暢に喋る年齢ではないので、嫌なことがあれば泣く程度だったので、うちの癇癪祭りに対してどう思われていたんだろうか、と思います。苦笑

「嫌だ!」「早く帰りたい!」「こんなとこ連れてきて…全部ママのせい!」とか色んなことを言われて、めちゃくちゃ傷つきました。

逃げる場所もなく、ただただつらかったです。

 

普段元気でいることの尊さ

だけど、回復できるというのはいいことなんですよね。

始めに入院していた病室の子たちはうちと同じように、『普段は健康なんだけれども、一時的に病気になって1週間程度入院しているという子』たちばかりで、長女の入院4日目には全員退院していきました。

「やったー!大部屋を個室みたいに使えるー!」と思ったのに、すぐに移動をお願いされて、まぁそらそうか…と思いました。苦笑

次に移動した部屋には既に2人の子が入院していたのですが、お母さん同士がちょうどはじめましての会話をしていて、2人とも先天性の病気を抱えていて入退院を繰り返しているようでした。

そのお話しを聞いていると、子どもたちが普段健康に過ごしてくれていることがどれだけ尊いことなのか…と感じました。

 

ところで、お風呂(シャワー)入れるの?

長女はずっと点滴につながれていたので、お風呂に入れたのは入院中1回で、4日目に点滴が外れたので、その日に入ることができました。

親は、子どもたちが寝ている間に入って下さいとのことでした。

シャワーは病棟にあって、20時頃に予約表が張り出されるのでそれに名前を書き込む感じでした。1回につき30分。

シャワーに行っている間に起きてしまったらどうしよう、と思うと気になってしまい、急いで体を洗う程度で、わたしは結局髪の毛は一度も洗わないままでした。

 

退院はいつ?

一応4泊5日の入院予定で月曜日から入院したので、金曜日には退院できるかな?という感じで、胸の音も良くなってきていたのですが、Spo2が上がらないんですね…。

医療関係者じゃないのであまりわからないですが、酸素状態?を表していて普通なら97~100くらいあるんですかね。

それが入院当初は83とかで、上がってはいるものの水曜日の時点で90だったりとかで…。

癇癪祭りするくらい元気なんですけど、酸素が上がってこない…。

(ちなみにずっと酸素マスクのようなものをしていました。酸素マスクは嫌がったので、「ようなもの」です。笑)

酸素が正常にならないと退院するのは不安が残ると言われて、木曜日の夜の数値で決めましょうと。

そして、金曜日の朝、これくらい数値があるのならばOKとのことで退院することができました。

退院できるかどうか、ギリギリまでわからなかったのでヤキモキしました。

個室には入れないしメンタルはもうボロボロ、体もボロボロだったのでもう1日延びるなんて絶対に嫌だと思いましたし、長女の様子を見ていても、退院した方が絶対早く良くなると思っていました。

 

母のカンの大事さ

カンというと少し大げさだし、わたしあまりそういうところには自信がないのですが…。

思ったことは、迷ったけど受診して良かったということ。

旦那さんは育児にはかなり積極的ですが、長女が体調不良だったその時、「受診しなくてもいいんじゃないか」という感じだったわけです。

わたしは迷ったけれど受診した方がいいんじゃないかと感じたので、はやりこういう時の母の「○○した方がいいんじゃないか?」という思いは当たっていると思いました。

こういう時は、症状がどうかというより(それも大切ですが)『いつもと違うかどうか?』というのが大事だと聞いたことがあります。

それを念頭において体調を崩した時は判断をしていますが、それでいうと、これはいつもと違うなと感じたので受診する方向へ動きました。

 

最後に言いたいこと。コロナまじでやめて欲しいってこと。苦笑

これに尽きますね。

ただでさえ大変な幼児の付き添い入院。

これが、コロナ禍ということでさらに厳しいものとなっていました。

長女が癇癪を起していたと書きましたが、コロナ禍じゃなければここまでではなかったと思います。

 

コロナ禍特有しんどすぎ3大案件

★付き添い交代一切禁止

1日でもパパと変わることができたら、長女もわたしも。メンタルはまた違ったものだったと思います。

この想いは旦那さんもすごくわかってくれて、一緒に怒ってくれました。

あと、付き添いしている方の親が、家にいるきょうだいに一切会えないのもつらい。

そして、元気であるはずの親は一歩も外に出られない。行けるのは病院内のコンビニのみ。

 

★面会一切禁止

付き添い交代できなくとも、少しでも顔を見ることができたらまた違ったはず。

うちは親戚みんなで育児しているので、もし面会が可能だったら、祖父母やいとこ、叔父叔母も会いに来てくれたと思います。

そういうことが全くできないのって、普通に考えてつらくないですか。

子どももつらいけど、付き添いしている親もめっちゃつらいよ。

 

★プレイルーム閉鎖

小児病棟なのでプレイルームがありましたが、当たり前のように閉鎖されていました。感染症系の病気で入院しているとコロナ禍でなくとも使えないようでしたが、うちは感染症で入院しているわけではなかったので、本来であればそこで遊べたはず。

プレイルームが開放されていれば、長女も少しは気分転換できただろうに。何もないんですよ。

4歳の子にはそりゃあつらいよねって思うよ。

 

退院できて良かった

退院時は、旦那さんが午前休を取ってくれて迎えに来てくれました。

入院中、旦那さんにはLINEでたくさんやり取りをしました。(電話が自由にできなかったので)

わたしのしんどい想いをたくさん聞いてくれて共感してくれて本当に支えになりました。

相当メンタルがやられていたので、旦那さんの存在がなかったらもっともっとつらかっただろうな、と思います。

 

入院中はまともに寝ることができなかったので、退院したその日は子どもたちと一緒に19時半に就寝し朝6時に起きました。

寝かしつけで寝落ちしてしまったとかではなく、残っている家事などは全部旦那さんに任せて、寝かしつけと一緒にわたしも20時までには寝るんだー!と思い、寝に行きました。

結果、子どもたちより早く寝ていたような気がします。笑

旦那さんも、もう起きてこなくていいからと言ってくれたのでそうしました。

次女も空気を読んだのか、夜中一切起きませんでした。

まともに寝られないのは、0歳育児を2度してきたのだから慣れたものですが、今回は『寝ることができないことの質』が全然違うと感じました。

 

子どもの病気とかって正直、どうしようもできないんだけども(保育園行ってるし)今後も気を付けていきたいなと思いました!