☆*写真好きなHSPの日常**♪

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)という独特な気質を持って生まれた、写真大好きなOLが綴る日々です♡

パパとママの価値観を合わせるなんて無理なんだって話。

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子はかすがいっていうけど、わたしは逆じゃないかと思うんですね。笑

子どもがいなければ長年仲良くいられたのに、子どものことで意見が相反しちゃって仲が悪くなるとかめっちゃあると思ってます。笑

 

育児よりも大きな悩みって夫婦関係のこと

ママ向けの発信をされているインスタグラマーさんが、「日々色々相談DMとかくるけど、子どものことっていうより、旦那のことが一番多い」って言ってらっしゃって、なるほどなぁと思ました。

世の多くのママさんって子どものことより旦那さんのことで悩んでる気がします。

うちは多分恵まれている方だとは思うけど、それでも旦那さんに対して思うことって色々あるもんなぁ。。

 

夫婦で価値観を合わせたいんだけど。

わたしとしては、ずっとこれがテーマでした。

育児や教育に関しては夫婦で同じ価値観でいたいと思っていました。

わたしは教育関連のことに対しては、好きで色々な本を読んだり、時には講座を受けてそれなりに学びを深めていっていますが、旦那さんはそういうのゼロ。

一度講座を聞いてもらったことがあるけど、大して何かを掴んでくれたという感じはありませんでした。笑

 

最近、旦那さんの言動ですごく気になることがあって、それは子どもに対してキツイことがあるということ。

特に長女かな。次女はまだ長女よりあからさまに幼いので、そういう気にならないんだろうなと思うけど。

「そんな言い方しなくても」とか「そういう時はこんな風に言ったらいいねん。勉強してへんからそらわからんわな(怒)」とか思っちゃうの。笑

めっちゃ傲慢ですけどね。

 

自分のやり方とかそういうのを全部そのままやって欲しいと思ってました。

だから学んで欲しいのに、そういう姿勢ゼロなのがまたムカついたりして。

 

そんな時にインスタグラムである投稿を見つけました。

『旦那が子どもに厳しすぎる本当の理由』っていうのを。

 

旦那さんが子どもに対して厳しいと悩んでるママさんって結構いるんですね。

わたしもそのうちの1人でした。

特に2人目が生まれてから上の子に対する当たりがきつくなったというのもよく聞きます。

うちもまさにこれ。

 

それに対して投稿の中ではこのように語られていました。

 

旦那さんが子どもにとても厳しくて、トラウマになってしまうんじゃないか?とか、自信をなくして生きづらくなってしまうんじゃないか?と色々と不安になっているママは多い。だけど、旦那さんのその行動って実はすごく愛のある行動。

男性社会というのはとても厳しくて、社会を教えるのが男性の役割。そして『やれないはずがない!』と心から思っている。要はポジティブ。逆に女性はマイナス思考で、厳しくしたらダメだと思っているから守りたくなる。それが本能なんですけどね。

ただ、それでいうと、パパは期待しているからこそ厳しくする。ママは乗り越えられないと思っているから守りたくなる。

子どもからしてみても、できる!と思われているのと、できない!と思われているのではどっちが嬉しいと思いますか?

 

という感じでした。

 

この考え方は本当に目から鱗でした。

確かにその通りですよね。

ただ、だからママがいけないとかじゃないですよ。

 

わたしはママ側なのでね、思うことは色々あります。

だっておなかの中で10ヶ月もの間大切大切に育ててきたんです。

このしんどさ、プレッシャーって旦那さんには絶対に理解しえない。

生まれてからも0歳児のお世話というのは本当に大変なものです。

どれだけ育児に参加してきたパパでもその時間はママには圧倒的に及びません。

その中でいくつもの「ヒヤリハット案件」も経験してきています。

 

ひたすらに守らないといけなかった存在だったんですよね。

必死に小さな小さな命を、色んなものを犠牲にして守ってきたし、今だってそう。

だからきつく言われている子どもを守りたくもなるし、かばいたくもなる。

 

でも、こういうママの存在があるから厳しいパパの存在があるんだなと思えたんです。

 

前に読んだの本の中で愛情には2種類あるということが語られていました。

それが母性と父性。

 

これは何なのかというと、この投稿で語られていたようなことです。

 

母性というのは、子どもを守り育てる。母性による保護が自己肯定感の元となる。

父性というのは、社会性を育てる。必要以上に子どもを守ろうとはしない。

 

包み込んで優しく愛する母性と、距離を置き、本来学ぶべきことを学ばせる父性。

 

子どもが育っていくプロセスにおいて、これらがどちらかに偏ってしまうのも良くなくて、2つの愛情がいいバランスでそこにあることが大切らしいです。

だから、おうちにパパとママがいることって尊いことなんです。

 

(となると、ひとり親というのはどうなるんだ?という感じですが、その場合は足りない方の愛情は違うかたちで注いであげればいいのです。

社会というのはほぼ父性なので、シングルマザー家庭ではおうちの外で子どもたちはたくさんの父性に触れられるし、シングルファザーであれば、親戚の人だったり何らかの人の存在から母性を受け取ることができる。)

 

こういう本の内容とかを思い出しても、この投稿の内容がすごくつながったんです。

 

6歳まではお母さんの役割がめちゃめちゃ大事で、7歳以降はお父さんの役割がめちゃめちゃ大事になってくると書いてある本もありました。

その本を読んだ時は子どもがまだ0歳で、あまりピンとこなかったんですけど、今ならこれの言っている意味がすごくわかるなと思います。

 

だから、旦那さんが子どもに厳しくしているのって愛情だし、本能的にしているものなんだなと感じて色々と腑に落ちました。

 

とはいえ、男性が幼い子どもに厳しく接している姿は見ているとしんどいものがあるので(特にHSPさんはそうじゃないですかね)、どうにかならんのかな?とは思ってしまいますが。。苦笑

まぁわたしができることはただひとつ。

子どもがパパに厳しくされて泣いてこちらに来たときは、パパの言ってることが正しいことだと思ったとしても責め立てることはせず、ただただ子どもを受け止めてあげることが大切なんだと思います。

 

夫婦で言っていることが違ったっていい

あと、夫婦で言うことをバラバラにしてしまっては絶対にダメだと思ってました。

だって子どもが混乱するから。どっちが正しいの?って。

でも、それも別にいいんだなと思えました。

「パパとママ言ってること全然違うやん!」って子どもが思ったとしても、それはそれで学びですよね。

社会ではそんなことばっかりだと思うんです。

AさんはBさんと違うこと言ってる、じゃあどっちが正しいんだろう?って自分で考えて自分で答えを出す。

これからの社会で求められる能力って「誰かがこう言ってるからやる」ではなくて、自分で情報を取りに行って自分で考えて自分で決めるっていうことだと思う。

だから、パパとママが違う意見を持っているということは、それをしていくためのひとつの訓練にもなるのかなと思えるようになりました。

 

結局、なるようにしかならんという部分も大きいので、外しちゃいけない部分だけはしっかりと軸をもって、あまりがんじがらめにならずに育児をしていきたいなと思います。