何度かブログでも書いていますが、わたしは新卒で入社した会社を4年で退職して、転職をしました。
今は再就職したところで継続して働けています。
転職活動は自分にとって初めての経験で、大学生の時に就活も経験しましたが、やはり転職活動は大学生のそれとは大きく異なっており、自分でも良い経験ができたなと思っています。
そんなわたしの記録です。
退職後からの転職活動
本来は在職中から次の仕事を探すのがベストですが、激務でそれが出来る状態じゃなかったし、わたしは実家暮らしだったので、仕事を辞めたところで当面は生活に困ることはなかったので、退職してから転職活動を始めました。
まわりにも「ゆっくり探したらいいんちゃう~実家なんやし~」と言われたりもしました。
だけど、ニートであるということが嫌だったりとか、平日の昼間に何もしていないことに対してものすごく罪悪感があり、居心地が悪かったので、出来るだけ早く次の仕事を見つけようと思っていました。
とはいっても1週間はお休み
直前まで激務だったこともあり、それがなくなりなんとも言えない解放感がありました。
残業に次ぐ残業や出張手当などで当時はまぁまぁバブリーだったのもあり、普段会えない東京の友達にふらりと会いに行ったり、お休みを満喫しました。
退職後、1週間くらいしてから社会保険関係の書類やらが前の会社から届いたこともあり、保険を切り替えたりハローワークに行ったりと動き始めました。
希望する条件
次の就職先を探す上で希望する条件はブレないようにしました。
・事務職(出来れば人事以外で、経理か総務。第一希望は総務。)
・職場の人数が少ないところ
・女社会ではないところ
・土日完全休み
・お給料はこだわらない
事務職であることは決めていました。
仕事って、好きな仕事をするより向いている仕事をする方が良いらしいです。
このふたつが一致しているとやりやすいですが、そうではない人も多いと思う。
そういう場合は好きな方より向いている方を選んだ方がいいらしいです。
参考まで☆
わたしは事務職が向いているとも思ったし、好きでもありました。
細々としたことを整えていく作業が好きなんですね。
ルーチン作業も苦ではないし、それに対してやりがいを感じないということもありません。
雑用とか嫌いじゃないです。むしろ好き。笑
何でも屋さんである総務は絶対わたしに向いていると思っていました。
表立って仕事をするより、縁の下の力持ち的な存在である方が好きです。
それに、総務は社会保険とかその他諸々そのへんの制度について詳しくなれると思ったので、また次に転職する機会があれば有利かなと。
それでいうと、経理もそうなので経理でも良かったです。
わたしはそろばんが得意だったので、数字は割と好き。
ですが、壊滅的に数学が苦手だったので何とも言えないところでした。笑
(経理って数学とか関係ないですかね。笑)
4月はいちばん求人数が多い。ですが、落とし穴が。
4月は1年の中でも求人数がとても多いそうです。
年度末で辞めるとキリがいいですから、そういう人が多いんですね。
わたしも年度末で辞めたのでそのうちのひとり。
事務職は湯水の如く求人がありましたが、その分応募者の数が半端なくて、中途採用なので新卒採用とは違いだいたい募集枠は1人か2人。
そこに50人60人と応募数があるのです。中には100人越えも。
就職できる気がしませんでした…。
で、事務職はやっぱりお給料は安いんです。
ですが、たまにそこそこ貰える会社もあって、やっぱりそういう会社の応募数は凄まじいものでした。
皆考えることは一緒ですよね。
事務職なんて、働く時間や休日はだいたい一緒だし内容も似てくると思う。
であればお給料が高い会社へ流れていくのは当然のことですよね。
応募者数が多い=お給料が高いということでした。
ってことは、お給料が安ければ応募者数が少ないので、お給料が少なくても良いと思っていた(それよりも働く環境が大事だと思っていた)わたしなので、そのあたりを狙うことにしました。
職業訓練校も視野に入れる
そんな感じでほぼ毎日、ハローワークへ通い求人を検索しつつ失業保険の手続きをしたりと日々は過ぎていきました。
その中で知ったのが職業訓練という制度。
だいたい3ヶ月ほどでみっちり未経験のその分野の仕事について学び就職に生かそうというもの。
これを受けたからといって就職しやすくなるかと言えばそうではないようでしたが、まぁ価値はあるのではないかと。
何らかの資格を取れるレベルにもなれます。
わたしは事務職は未経験だったので、総務経理が学べる職業訓練校へ行くことも検討し始めました。
これは教材代の数千円の負担で授業をみっちり受けることができるのでお得なのです。
内容としては、資格の学校が提供している本来ならば学費が数十万円するようなものを無料で受けられるので、倍率がめちゃくちゃ高いです。
入るためには、筆記試験や面接もあるとのことでした。
学力が低かったら入れないということではなく、基礎学力があるかということと、本当にここで学びそれを就職に生かしたいという熱意があるのかが大事だということでした。
これに行きたい気もするけれど、行けば3ヶ月間は学校通い。
早めに就職したいと思っていたわたしの思いとは少し異なっており。
どんな毎日なのかも全く想像ができないし、やっていけるのかなと不安もありました。
そんな中、たまたま遊びの誘いをくれた友人が職業訓練校の卒業生だったんです。
そこで根ほり葉ほり教えて頂いて。。
その友人には「絶対行った方がいいよー!」と言われました。
本当に学校だそうで、授業ごとに「起立・令」があったり、日直とかもあるそう。
「色んな年齢の人がおるからおばちゃんの友達とかもできたし、行って良かったよ。」と。
そもそも受かるかどうかはわからないですが、応募してみることにしました。
ただ、第一希望は就職すること。
なので、転職活動も並行して行っていました。
求人応募への流れ
流れとしてはハローワークのパソコンで検索して、気になる求人票を印刷して受付に持っていくと、一旦その会社へ連絡を取って下さいます。
(現時点での応募者数も教えてくれるので、それを聞いて応募をやめたところも結構あります。その応募者数でわたしが受かるわけないやん…みたいな感じでw)
そして、その求人票には書かれていないこととかもあり、その条件が大丈夫ならば、履歴書と職務経歴書を郵送して下さい、というような感じでした。
中には「夜のお店(とか風俗とか)との取引が主なのでそれが嫌じゃなければ…」というのもありました。笑
そういう会社は一応やめておきました。笑
ついに見つける
そんな中で見つけたのが今の会社。
職場の人数も少ないし、女社会じゃない。
乗換も1回で行ける。
希望している総務。未経験で全然OKとのこと。
だいたいは書類は郵送だったのですが、この会社は書類をデータ化してメールで送って下さいと言われて驚きました。
そういうのは初めてだったので。
だけど、メールだと郵送代もかからないし次の動きが早いので、こういうやり方は双方にとって非常に効率的だと思いました。
そして、面接して頂けることになり、面接の翌日に内定の連絡がメールで来ました!
面接時はゴールデンウィーク前くらいだったのですが、「いつから働けますか?」と聞かれて「いつでも大丈夫です」と答えると「じゃあゴールデンウィーク明けからでも良いですか?」と聞かれて、心の準備が…と思いながらも「大丈夫です☆」と答えたので、ゴールデンウィークが過ぎた月曜日から出社することになりました。
新卒の時は就職が決まってから残りの学生生活がありましたが、中途は早い!
この前までグータラしていたのに数日後には会社員。。
ちょっと億劫でもありましたが、早めに決まったことに安堵しました。
職業訓練校の応募は辞退
ちょうど、採用内定の連絡を頂いた日が職業訓練校の筆記試験の日でした。
ハローワーク側は、職業訓練校の応募人数は少しでも減らしたいし、学校に行くよりは就職することを推奨していたので、「就職が決まったので筆記試験に行けなくなりました」と連絡すると嫌がられるどころかテンション高く『おめでとうございますーーー!!良かったですねーー!!』と言われました。笑
職務経歴書について
新卒の就職活動では使わないけれど、転職の際に必要になるものに職務経歴書があります。
まぁ字の通りで、今までの職務の内容とかそこで得たものなんかをまとめたものですね。
それらを含めて自己PRをする。
これについては履歴書のように決まったフォーマットはなく、自由に書けます。
ネットで検索すればテンプレートはたくさん出てきますが。
わたしもこれを書くのは初めての経験だったのて、ハローワークでやっていた『履歴書と職務経歴書の書き方』みたいな無料のセミナーを受けたりしました。
こういうセミナーを受けたとまわりの人に話すと「えらいねー!」ってよく言われました。
わたしハローワークの掲示板とかネットで何か為になるセミナーがないかとかよく見てたので。
この職務経歴書については、我ながらうまく書けていたと思います。
誰かに添削してもらうのが良いみたいです◎
転職活動で思ったこと
ハローワークへは毎日のように行っていましたが、いつも人が多くて、職を探している人というのはこんなにいるものなのかと驚きました。
あとは、失業保険の手続きとか、転職活動のあれこれが知れて良かったかなと思いました。
職業訓練校のことも知れたし。
今後、転職活動をすることがあるのかはわかりませんが、一度経験していると少し気持ちに余裕が生まれますね。
で、結局、就職って縁だなと思いました!
photo by Q in カフェ