前回は転職活動についてでしたが、今回は退職後に貰えるお金の話。
体験談を☆
退職すると貰える失業保険
失業保険を貰う為には何かと条件はありますが、わたしはその条件はクリアしていました。
ただ、会社都合の退職でない限りは失業保険を貰えるまでに3ヶ月間の待機期間があります。
なので、3ヶ月以内に再就職すると、失業保険は丸々貰えないんですね。
その為にのんびりゆっくり転職活動をしてしまう人がいてそれを防ぐ為にかはわからないのですが、『再就職手当』というものがあります。
これは、退職してから早く就職すればするほど多くのお金が貰えます。
とはいっても、「どうせ数万でしょー」って思ってたんです。
わたしは独自で失業保険のもらえる額を計算したのですが、90日間で貰える総額は約45万ほどでした。(前職の収入により変わります)
それからしてみれば、再就職手当なんて全然貰えないんだろうなぁと思っていたら、当時友人だった今の旦那さんが教えてくれたんです。
彼も転職活動経験者で『俺は再就職手当で20万ぐらい貰えたで〜。』
「に、、にじゅうまん!?!?そんな貰えんの!?!?!?」
『そうやで。だから絶対申請した方がいいで。』
それはもう!!!
俄然、早く就職したいとも思えました。
結局、わたしは1ヶ月と1週間くらいで再就職できたので、貰えた額はなんと!29万円でした!
早く就職すれば、失業保険は貰えないですが、こうして再就職手当は貰えるし、職に就けたわけだから、それのお給料も入ってきます。
得とか損とかではないけれど、早く就職した方が良いのかなとは思いました。
この話を元カレさんにしてみた
彼は新卒で就職した会社を5年で辞めて、その後半年間はニートだったらしいです。
それまでの5年間が激務で、実家暮らしだったから親もそれは知っていたからか、半年間遊びほうけている彼に対してご両親は特に何も言ってこなかったらしいです。
そして、その5年間で貯めたお金をその半年間で全部使い切ってしまったらしいです!
まぁ収入ゼロなわけだから仕方ないかもしれないけれど、わたしにはちょっと理解できませんでした…。
半年間ニートだったならば、失業保険は丸々貰えたんだなぁと思って聞いてみたら、
『そんなん貰ってない』
えぇぇぇー!?!?
「なんで!?わたしでも45万貰える計算やったから○○くんはもっと貰えてるはずやで!?」
『そんなんめんどくさいし』
いやいやいやwww
50万円ものお金を《めんどくさい》で投げ捨てられます!?
確かに、失業保険の申請手続きはちょい面倒なんですが、、ニートだったら余裕です。
時間たっぷりあるんだし。
求職活動しながら全然できる手続きなわけで。。
その発言にめっちゃイラ立ってしまい、言わなきゃいいのに、再就職手当の話もしたんですよね。
わたしは早く就職が決まったから、失業保険は貰えなかったけれど、再就職手当で29万円貰えたって話。
そしたら、『はぁー!?!?!ホンマ無駄なとこに(国は)お金使ってんねんな!!!』ってキレ気味に言われて。
こっちが、はぁー!?!!?やし。苦笑
制度のことはよくわからないから、この在り方が正しいのかはわたしもわからないけれど、わたしは実家暮らしで仕事を辞めても困窮した状態ではなかったから良かったけれど(彼もそうだった)、生活が苦しい状況の人もいるはず。
そういう人たちからしてみればありがたいお金なわけで。
しかもよ。
彼もわたしも毎月毎月、雇用保険払ってんだよ!?
否応なしに強制的に払ってんですよ。
お給料から勝手に天引きされてるだけだから、実感はないかもしれないけどさ。
その無条件に払っているお金は、どこぞやの誰か知らない人のそういう手当の財源になったり、なんかしらに使われているのです。
それやったら、利用できる立場になったら使ったらよくない?貰ったらよくない?
何の為に毎月雇用保険払ってんねーん!!!って感じやん。
そういう社会のこととかについて無知な彼になんかものすごくイラ立ってしまったんですよね。笑
ここに書いてあること、一言も言えなかったんですが。。
税金などについては疎い日本人
アメリカはサラリーマンでも確定申告は自分でするらしくて、日本は会社にちょっと書類提出すればすべてやってくれるから、税金のこととか全然知らない人が多いし(わたしもだけど)
福祉においても、申請主義だから、申請しなくちゃ貰えるはずのものも貰えないんですよね。
「これ、貰えますよー!」ってわざわざハガキが家に届くこともないですし。
だから、無知ってだけでめっちゃ損をする。
誰も教えてくれないんだから、損しないように自分で調べてやっていくしかない。
お金ってやっぱりとても大切なものだから、制度は駆使したいなって思います。
今後は家を買ったり、子どもが増えて何かとお金がかかってくる。
そんな中でも、その負担を少しでも減らそうと行政の制度は何かと存在します。
それを使うのと使わないのとでは大きく変わってきます。
何十万円という大きな額を「めんどくさいから」という理由で投げ捨てたくはないですね。
年収が1千万あるならそれは可能かもしれないけれど。笑
photo by Q in カフェ