↑↑ 前回からの続きです
いいことばかりを思い出してしまうお付き合いはいい恋愛だった、
嫌なことばかりを思い出してしまうお付き合いは良くない恋愛だった、ということならば
《元彼》さんとのお付き合いは良くない恋愛だったのか・・・と考えてしまいます。
そういうわけではないと思いたいのだけれど。
このお付き合いを通して学んだことは非常に多くて、
このお付き合いから体の不調が現れて、その不調から学んだことがあるのだから、
ある意味では彼に感謝しなくちゃいけないのだろうけれど、
どうしても【無碍に扱われた】という思いが抜けなくてしんどい。
『彼女っていうか、、友達どころか他人以下やん、扱いが。。』
って思ったことが何回かあって、そういった出来事が忘れられなくて。
こっちはこんなに一生懸命色々やっていたのに、それに感謝されるでもなく
愛情を貰えるでもなく、逆に無碍に扱われていたんだ、という感覚がすごく残ってる。
(そういう見返りを求めている時点で何か違うけれど。)
親に愛されなかった子どもみたいな感じで、
それで親をずっと恨んでるような感覚に近いと思います。
過去に付き合った人の中には壮絶な浮気をされて、その時の対応が散々だった人だっているのに
その彼氏よりもこの元彼さんの方が嫌な感情を抱いているんです。
浮気された彼氏に関しては、結末のストーリーは最悪だったのに、
お付き合いを美化しているわけでもないけれど、確かに愛されていたという思いがあるから、それほど嫌な感情が残っていない。
彼と過ごした日々は本当に楽しかったし、何よりも彼がわたしのことをめちゃくちゃ好きだったんだと思えるから。
(まぁ別れた当時は腹が立つ思いは相当にあったけれど。)
元彼さんの場合はそうじゃなくて、確実に愛されていたんだという記憶がない。
してくれたことなんて沢山あるし、近場だけど旅行にも行った。
良いことも沢山あったはずなのに。
だけど、彼はいつもなんだか素っ気なかった。
それが、昔、友達に無視されたことや、見下されていた感覚とかをすごく思い出して、『なんで彼氏にそんな思いさせられなアカンの?』って、悲しいとかじゃなく、昔からあまり感じてこなかった【怒り】という感情がすごく涌き出てしまうのです。
抑えきれない感情
元彼さんに対して抱いている感情ってただただ【怒り】なんですよね。
『なんでなんで?なんで好きでいてくれへんかったん?』って。
彼にとっては『当たり前に大切にするべき存在の彼女やのに、しかもたくさんの愛情も貰えて、したいことも好きなように出来てたはずやのに、なんでそんな他人以下のような扱いができたん?』っていう怒り。
昔は、わたしは喜怒哀楽の『怒』をどこかに忘れてきたような子どもで、
みんながすぐに「○○がムカつく」とか言ってる感覚があまり理解できなかったし
「○○先生がムカつく」という発言も「いや、先生の言ってる事の方が正論やと思うけど…」っていうことも多かったです。
感情的にならずに、色んな物事を俯瞰して見ているタイプでした。
その中でも、特に【怒り】を感じてこなかった。
なのに、今は全ての感情が怒りに直結する。
イライラもしやすくなった。
自己肯定感が低いと言いながらも、自分を尊重されていないとすごく嫌。
小さい頃から見た目のせいで(童顔で身長が低い)下に見られることが多くて
良い言い方をすればかわいがられてきたのだけれど、見下されているという感覚はすごくあって
そのあたりはすごく敏感に感じとってしまう。
この人わたしのこと見下してるなーとかよく思っていたのだけど、元彼さんはまさしくそうだった。
ずっと見下されている感覚があって、それが今も消化しきれないんです。
【許す】ということ
どうしてこれほどまでに相手や自分を【許す】ことが出来なくて、
未だに怒りを抑えられないのかが自分でも全く不明なんです。
たぶん自分でも手放したくない感覚なのだと思う。でも、なぜ??
とっとと忘れてしまえば良いだけなのに、なぜかそれが出来ない。
これの落としどころを探っている最中なのですが、どうも見つからないですね。
自分が今一番望んでいることって何なのだろうかと問い続けるも、
結局は何も掴めないでいます。
怒りという感情がありながらも、申し訳なかったという気持ちも強いです。
こんなお付き合いしか出来なくてごめんなさいという気持ち。
時間薬に頼るしかない?
これは結局、時間薬で解消されていくものなのかな。
そうであれば良いな。
過去は変えられないし、キレイな過去ばかりの人なんて多分いないと思うから。
だけど、どうにかしたいと、もがき続けているのが現状。。
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