☆*写真好きなHSPの日常**♪

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)という独特な気質を持って生まれた、写真大好きなOLが綴る日々です♡

親友から恋人へと踏み切った理由

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旦那さんと結婚する前、付き合うかどうかについて長らく悩んでいました。

おそらく半年くらい。。

そんなに長い間悩んでたら多分相手はどっかいっちゃうので、こんなことしちゃダメですよ。笑

 

お互いに結婚願望が強いことも知っていたし29歳だったので、『付き合う=結婚』でした。

だからこそ悩んだ部分もあり。

親友として歩んできた7年間。

お互いのことは本当によく知っていたし、お互いの家族のこともよく知っていました。(結婚する上で相手の家族って結構大事!)

わたしが彼氏にされて嫌だと感じることを彼はよく知っていたし、彼が彼女にされて嫌なこともよく知っていました。

お互いにフラれた経験もあり、恋愛での痛みも知ってる。

相手を大事にすることとか、愛情を伝える大切さとか、過去の痛みからよくわかっていた。

なので、色んなものをすっ飛ばして結婚ができるくらいでした。

まぁ何よりも気が合うのでね。。

でも、どうしても、彼とは友達でいたかった。親友でいたかった。

そんな風にずっと思っていて踏み切れませんでした。

 

きみといる時の自分が好きだ

彼のことを恋愛として好きでいられるかという自信もなかった。

だけど、ある時出会った言葉。

『その人のことを好きかどうかじゃなくて、その人といる時の自分が好きかどうかで考えてみては?』

ものすごく心に響きました。

 

前彼とのお付き合いの中でずっと感じていた違和感ってコレだったんだと。

わたしは、前彼と一緒にいる時の自分が好きじゃなかった。

 

弱い女だと思われちゃいけない、めんどくさい女だと思われちゃいけない。

弱音を吐いても救ってくれなかった過去の経験から、弱音なんて絶対吐いちゃいけないんだと思っていました。

弱音吐いちゃ嫌われる。失望される。離れていっちゃう。。。

だから、できるだけ、明るくて強い女でいるように努めていた。

 

それがとても苦しかったんだと。

 

一方、彼(旦那になった人)といる時の自分はすごく好きだった。

思ったこともバンバン言うし、感情が豊か。

何よりもすんごいよく笑う。

わたしは笑っている自分がとても好き。

そんな自分を彼は無限に引き出してくれる人だから。

彼といる時はずっと笑ってた。単純に彼がおもしろい人だからなんだけど。

彼の言葉やツッコミやモノマネに、わたしはいつも大爆笑してた。

 

それに加えて、「料理なんて全然できないんだよねー」「おとなしくておもしろくもなくてホント魅力のない人間なんだよわたしは」「人見知り激しくて友達なんか全然できないし」「新しい環境には全然慣れることもできなくて」

ネガティブキャンペーンしまくってました。

わたしは人に対して虚勢を張るところがあったのだけど、彼には自分のダメだと感じているところをめちゃくちゃ話していました。

特に料理ができないなんて男性には絶対言えなかったですが、彼には言ってたな。。

(ホントよく結婚してくれたよな…。料理ができない奥さんなんて嫌ですよね?笑)

 

こんなことが出来る相手って彼しかいなくて、そしてそんなわたしを否定するどころか、ずっと肯定してくれる人だったんですよね。

「おとなしくて人がたくさんいるところだと発言ができない」って言ったら

『きゅうちゃんは優しいから色んなこと気にするやろ? こんなこと言ったら相手が傷つくかな?とか考えてしまうから発言できなくなるだけやん。それはきゅうちゃんが優しいってことなんやからいいやん。』って言ってくれたり。

『おとなしいとか人見知りとかよく言ってるけど、あれだけ人と接せれたら大丈夫やで!口数は少なくても普通に喋ってるやん。初対面の人とでも!』

「職場でもあんまり喋らなくて、明るい女の子でおられへんから、まわりの人たちは採用に失敗したって思ってるかも」って言ったら

『きゅうちゃんみたいなかわいらしい女の子がおるだけで男は嬉しいもんやで?柴田理恵みたいなんおっても俺全然テンション上がらんもん。笑』

柴田理恵さんには本当に申し訳ないのだけど、変に納得してしまいました…。爆

こう言われて、それまで落ち込んでた気持ちが一気に吹き飛んで大爆笑してしまいました。

うまく冗談で励ますのよ。笑

 

友達から恋人へ。そんなことありえるの?

親友だった人と結婚したって言ったら女友達には「友達から恋愛になるの??」ってすごく聞かれました。

わたしも、友達にそういう子がいたら絶対聞いていると思います。

まぁこういう結果になったので答えはYESしかないのだけど。笑

わたしはそれまで男女の友情は100%ありえる派でした。

だから、友達から恋人なんて絶対にありえないと思っていたんです。

それを自分自身で大きく覆してしまいました。笑

なので、こういうことになって男女の友情はないかもな…と思うようになり、今は男友達は一人もいません。

男友達がいることが旦那さんに対して失礼に値するなと思う部分もあり。

もちろんSNSで繋がっている人なんかはいるけれど。

連絡を取ったりする人はいないですね。

男女含めての仲良しグループみたいなのもないですし。

男性で連絡を取る人といえば、兄くらい。笑

 

女性から男性への友情はありえるけれど、男性から女性への友情はないのかもなと思っています。

女性は恋愛感情がなくても仲良く出来るけれど(話が合うけど男の魅力は感じない)、男性は少なくとも見た目が好み(許せる範囲だとか)でなければまず友達にはならないそうだから。

(もちろん例外はあると思いますが。) 

けれどまぁ基本的にわたしは両方なし派に転向しました。

 

結局、決め手は

話は戻るけれど、つまるところ、決め手はHSPな自分を理解してくれたこと。

支えようとしてくれたこと。

これに尽きるのですが。

 

最終的に思ったことは、夫婦になって『親友』でいればいいんじゃないかって。

わたしは彼とは一生親友でいたいと思っていたんです。

でも、よく考えたらお互いが違う人と結婚すればそんな関係ではいられないわけです。

結婚しているのに1対1で、親友だからって異性と連絡を取り続けるなんて良くない。

だけど、結婚しちゃえば毎日ごはんも一緒に食べられて彼のおもしろい話を一生聞き続けることができる。

なんの制約もなく。

旅行だって行けるし、「なんかいいことばっかりやな??」と。。

 

はじめは、親友という枠から『恋人』や『夫婦』という枠に変わってしまうことに、とても躊躇していました。

親友だから、話せたこと。

それが恋人になればできなくなってしまうんじゃないかって。

恋人になれば、またわたしはいい彼女でいようとしてしまう。

だから、本来の自分が出せずに苦しむのではないかと。

でも、彼を信じることにした。

これだけわたしのことを受け入れてくれるのだから。

いい彼女でいよう、いい妻でいようと(必要以上に)思わないで、自然体な自分でいようと思ったんです。

それで嫌われることなんて、ないからと。言い聞かせた。

これは結構勇気のいることだったんです。

 

だけど、枠が変わったって根本の関係性は変わらないよな??って思ったときに、よし結婚しよう!(付き合おう!)って思えたのです。

(そこに至るまでに半年という長い年月がかかったわけですが…)

 

でも、何度も確認しました。

「こんなわたしでも嫌いにならない??」と。苦笑

これこそがめんどくさい女だなと思うのだけど。

『本能で惹かれてるから嫌いになれない』って言われたような。笑

ホント、わたし重症だよなぁ。

これだから恋愛がうまくいかなかったんだとよくわかります。

自然体な自分がいちばん魅力的なのにね。

 

今も旦那さんといる時の自分がいちばん好きです。

だから、毎日楽しくいられるのだと思う。

その人のことが好きかとかより、めちゃめちゃ大事だった。

その人といる時の自分が好きかどうかってこと。

そういう人といるだけで、多少なりとも自己肯定感も上がる気がします。

 

その人が好きかどうかじゃなくて、その人と一緒にいる「自分」を好きでいられるが重要。 そうでないのだとしたら、おそらくあなたに向けられてるものは「愛」じゃなくて「執着」だとおもいます。 執着は自己都合で他人の人生を占拠します。 自分を取り戻すためには、いますぐ離れたほうがいい。

「この人と一緒にいるときの自分は好きじゃないなぁ」という感覚は、人間関係における優れたセンサーです。 もし嫌いと思ったとしたら、その人と接する時間は減らしたほうがいいし、その人以外との人間関係の割合を増やしたほうがいいです。 たとえ、それが家族や恋人だったとしても。