読みたい本がたくさんあって困る。
本貧乏になってしまう。
ってことで、図書館で借りるようになったんですが
読みたい本があるとも限らないし、あっても期限までに読み終わりません;;
延長しても、読み終わりません!
今は『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』という本を読んでいますが
まだ読んでから1割ほどですが、期限が迫ってきています。(延長したのにww)
間に合わなかったら買います。
それにしても、勇気づけられるタイトルの本ですね。
外向型の人の方が圧倒的に活躍できる世の中です。
…ですが、見せつけてやろうではないか、内向型のすごさを!!
、、ってなります。
(まだ読んでないので内容は把握していませんが。)
わたしは調べるまでもなく完全に内向型ですし、
PD(パニック障害)は今は大丈夫そうですが、
SAD(社交不安障害)を抱えています。
それでも力強く生きていかねばなりません。
人類の誕生から考えるとヒトは進化してきました。
これほどまでに内向型の人が未だ多く存在するということは
内向型人間がこの世にいなくちゃならないからなんですよね。
だから、自信を持つべきなんだろうなって思っています。
外向型の人にない、素晴らしいものを確実に持っているのだから。
わたし、未だに忘れられない小学生の時の、ある日のことの記憶があります。
小学校高学年のとき、わたしは担任の先生がとても苦手でした。
自分の親くらいの年齢の女の先生でしたが、とても威圧感があり、
もし同世代で同じクラスにいても絶対友達になっていないだろうなぁというタイプ。
世の中で活躍できるのは外向型人間であるということは
先生はいちばんよくわかっていただろうから、
小学生という大事な時期から外向型人間を育てようとしていたんですね。
いわゆる引っ込み思案でおとなしい内向型のわたしにとっては
それがとてもとても苦痛でして;;
先生と気軽に話したりするような、人懐っこいタイプとは真逆だったから
先生と話すこともなかったし、なんせオーラが超怖かった。
どちらかというと厳しい方の先生だったとは思うけれど
おもしろいこともたくさん言うし、いい先生だったとは思う。
ただただわたしは苦手だったから、
「もうせんせーーっ!!」とかって、ばん!と肩たたけるような友達が
すんごく羨ましかったです。
そんな先生に、ある日説教されたんです。
わたしのあまりのおとなしさに対して。
わたしは当時、優等生でした。
通知表は、3段階評価でオール3であることが当たり前のような子どもでした。
ファッションとかには興味があったから、
小学生であれど、それなりにオシャレをしていたし
見た目から地味な感じではなかったけれど、勉強とかは普通にするし
運動もできるし、とにかくそれ以外でもマジメだったから
ホントに『いい子』であるがゆえ、大人から怒られるということが
ほとんど経験なかったんです。
だって、怒られるようなことを一切しないから。
どういうことをしたら怒られるかわかっていたから。
だから、初めてちゃんと怒られたのかもしれない。
すんごくショックでしたね。
当時11歳とかで。人格否定されたというか、、
言い過ぎだけど、それくらいな勢いでした。
先生が言ってることはどれも正論だったし
黙って聞くことしかできなかった。
だからこそ、何も言い返せなかったことがめっちゃ悔しかったです。
言ってることは合ってる、、だけど、わたしも苦しいんだよと伝えたかった。
こんなんじゃアカンってわかってるねんけど、どうしようもないねんって
もっともっと心の声を聴こうとしてよ、って思いました。
だから、HSPの概念が普通にありふれていて
教育者の立場である人たちがみんな知ってくれていたら、と思ってしまいます。
あの時のわたしに、もっと違う伝え方があったんじゃないかなって思うから。
小学生なんて色んなことを吸収する時期だし
本当に色んな子がいます。
画一的な素晴らしい外向型人間に育てることを目標にするのではなく
それぞれの個性を伸ばしてあげられるような教育をしてほしいなと思います。
あのとき、人格否定されたような気がして
さらに自信を失ったのは間違いなかったから。
先生に言われたこと、傷ついたけれど言われて良かったとも思う。
その一方で、やっぱり違うんじゃないかという思いもあります。
教育なんてホントに難しいものだとは思うけれど
自ら望んで教育者の立場になったんだから、ある程度の覚悟が必要だと思うし、
子どもたちのこころの声とか、聴ける体制を作っていて欲しいなと思います。
photo by Q in 伏見稲荷 OLYMPUS E-PL5