シャッタースピードを1/60にしたらこういう流し撮り?っぽいのが
誰にでも撮れます♡
ちなみに、「72」とかって数字がありますが、
文字とか数字はどうしても目に入ってきて読んでしまうので
たまたま写っているとかっていうのであれば、消すのがベター。
こんな風に。
この写真は背景が複雑じゃないのでフォトショでそっこぉ消せちゃいますしね。
あとは、せんこう色(漢字がわかりません。鮮紅色?先行色?)といって
赤とかピンクとかは青とか他の色に比べると、パーン!と目に飛び込んでくるので
否応無しにその部分が目立ってしまいます。
その写真にちゃんと主題(いちばん見せたいもの)があって
その赤色はたまたま写っただけとかなんであれば色を変えてしまうのがベター。
上の写真なんかは、犬と犬が取ろうとしている青のフリスビーに
注目してもらいたいのに、関係ない赤のフリスビーが目に入ってきますよね?
なので、写真の良さが半減してしまうのです。
この場合はこの赤と青の色を入れ替えればより良い写真になります!
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最後の写真教室の日、生徒さんが持ってきた街撮り写真で
抜群に素晴らしい写真があったんです。
先生も「これはコンテストに出したら入選する作品」って言ってて。
今まで、コンテストとか審査員の好みなのでは?とか思ってたんです。
芸術に順位つけるのってすごく難しくないのかな?って。
けど、コンテストに入選してる作品ってやっぱ素晴らしくて
この入選するしないのラインってどこなんだろう?とか思ってたんですけど
写真教室でのその素晴らしかった写真を見たときにわかったんです。
確かに、これは入選する作品だと。
その写真がないからここでは説明できないけれど
ちゃんと、説明できるんですね。
なぜ入選するのかって。
ただただ好きだとかっていう審査員の好みでもなんでもなくて
誰が見ても「素晴らしい」と思うの。
なんで素晴らしいと思うかってそこには理由があるの。
なんで入選するんだろう、なんで「素晴らしい」って感じるんだろうっていう
そこの部分において、皆が納得できるようなちゃんとした理由があるんです。
写真とか、大きくいう『アート』という定義の中でも
「100メートルを10秒で走れたからすごい」というような、
誰にでもわかるくらい明確な『すごさ』ってのがあるんだと知った日でした。