は??って感じのタイトルですが、最近そういったことをよく考えます。
西洋医学って悪く言ってしまうと、『その場しのぎの対処療法』でしかなく。
一方で、東洋医学は根本から治すもの。
どちらが良い悪いではなくて、その両方をうまいこと組み合わせて使うことが重要だと思っています。
わたしは西洋医学のおかげで治った病気もあるし、しんどいつらい思いを西洋医学(薬)のおかげで乗り越えた場面もたくさんあり、この現代に西洋医学がなければどうなっていたんだろう?と思うことがたくさんあります。
わたしは東洋医学の考え方が好きですが、こんなことを言っておきながら、西洋医学もめちゃめちゃ支持しています。笑
少し前までは圧倒的に東洋医学支持という感じでしたが、西洋医学のありがたみもすごく感じているので。
「子育ては東洋医学」とは?
それというのは、子どものことで何か起こった時に、その時その時で対処していくだけではなく、根本的な親子関係がすごく大事なんだということです。
そして、その行動の本質を理解することも大事だなと思っています。
例えば子どもが誰かを叩いてしまった。
その時に親はたいてい「叩いちゃダメでしょ?そんなことされたら○○ちゃんは痛いよね?悲しいよね?こんなことしたらダメだよね?」と、これは悪であるということを伝えると思います。
それは間違ってないんだけど、子どもが「なぜそれをしてはいけないのか?」という、その本質を理解していないと何回も繰り返すわけです。
で、繰り返されるたびに上記のことを子どもに伝える。
子どもは500回言われて初めてできるようになるという研究結果もあるくらいなので、何回も同じことを伝え続けていくことは大切なんだけれども、本質を理解できたら親の言っていることがもっと早く伝わると思うんです。
上記のような叩いちゃった場合とかは、「なんで叩いたらいけないのか?」はもちろんのこと、「このおてては人を傷つけるためにあるものじゃないんだよ。悲しんでる人がいたら、よしよしってしてあげるためのもの。」「人を幸せにしてあげるためのものなんだよ。」と伝えるいう感じです。
だから、子どもが誰かを叩いちゃった場合「あれ?このおててって何のためにあるんだっけ?」って問いかけると「あー!」って子どもは気付いてくれる。
こうして本質的なところを伝えたり一緒に考えたりすることで改善していくことがあるのではないかなと思います。
そしてそれも信頼している人ではないと子どもは聞いてくれないという部分もあるかなと思います。
子どもはどんどん成長していくにつれて、親の言うことほど聞かなくなる。
それでも道を外した場合は、きちんと導いてあげなくちゃいけない。
何かトラブルがあった時はどうにかして乗り越えていかなくちゃいけない。
そうなった時に根本的に何かしら親に不満があったら、子どもは親の言うことは聞いてくれないだろうなと思います。
だから、何か問題が起きて、そのたびに、どうしようどうしよう?とあたふたして西洋医学的に対処療法に徹するのではなく、「なんでこんなことが起こったのかな?」「どういう気持ちからこういうことになったのかな?」という本質的なところを見ることが大切だし、何よりも普段から色々なことを話せる親子の信頼関係が大事なんだなと思うようになりました。
子どもの思春期だったりに親子でぶつかるのを防ぐためには、幼少期の今から信頼関係の土台をしっかりと作っておく必要がありそうだし、とにかく『子どもをよく見る』ことが大切だなと思っています。