少し新しいことを始めてみたりして、だけど思うようにコトは動かず。
継続してきたことでも、思うように伸びず。
何かと自信がなくなってきちゃいます。
憧れのあの人に追いつきたくても追いつけないのは
必死に走っているわけでもなく、よそ見をしながら歩いてるだけだから。
故に、その場所へは到底辿り着けるわけなんてないのに
まわりの皆が簡単にその場所へ辿り着いているように思えてきて「なんでわたしは…」って思っちゃう。
たいてい人は(わたしも含め)何かを誤解している。
例えば、イチローは始めから天才だったわけではなくて、
昔はただの鈴木一朗という野球少年だった。
血の滲むような努力を重ねた結果、大スターになった。
そこに辿り着くまでの過程をどれだけの人が知っているのだろう?
実際のところはほとんどの人が知らないと思う。
始めからスターで、才能があったからあんな風になれた、そう思われているのではないだろうか。
そんなわけない。
努力なんて人には見えない。努力ができる人は努力を誰かに見せることをしない。
イチローは才能に溢れた天才。
それはみんなが認識していることかもしれないけれど。
全然違うと思う。
天才という言葉を使うならば【努力の天才】なのだと思う。
すぐに芽が出ないからって『才能』という言葉で片付けて諦めてしまうのは勿体ないね。
始めからなんでもうまくできた人なんていないのに、
努力も何もしないですぐに結果が出ないからと、
「自分はできないから」と言って投げ捨ててしまうのは違う気がする。
尊敬する人が言ってた。
『辞めることは簡単。続けることは本当に難しい。だけどその難しい方を選び続けることで生まれるものがある。』
もう少し頑張って続けてみたら?
自分にそう言いたい今。
輝くあの人たちは皆、見えないところでたくさんの努力を積み重ねてきたのだよと。
photo by Q in 公園