普段からあまり感情が揺さぶられない旦那さんですが、そんな彼でも好きな漫画がある。
スラムダンクです。
これは昔からすごくオススメされていました。
一応、データで持っているのだけど、結局読めていなくて。
それなのにスラムダンクで有名な『鎌倉高校前』までひとりで写真撮りに行ったりして。笑
(想像以上に東京から鎌倉が遠くて驚いた。)
スラムダンクの中でのすごくすごく有名な言葉。
【諦めたらそこで試合終了ですよ】
事あるごとにこの言葉を思い出す。
何かに負けそうになった時。
可能性が残されているならば【終わり】を自分で決めちゃいけない、って思う。
だけど、時にはその【終わり】を選択した方が良いこともある。
そんな時にどこかで見かけた言葉。
【諦める】とは【明らかに見極めること】
忘れられない言葉になった。
この言葉を知ったおかげで、簡単に閉じることのできなかったそのページをそっと閉じることが出来た。
逃げじゃない。終わりじゃない。見極めているだけ。
仕事を辞める時、「これは逃げなのか??」って思ったこともある。
だけど、違う、【明らかに見極めている】だけ。
正しいことなんだ、って自分にそうつぶやく。
その選択はたいてい正しい。
失恋した時だってそう。
わたしはだいたいフラれてきているし、熱烈な片思いをしたことも何度かある。
あまりにも傷ついて崩れ落ちて号泣したこともある。
日々を過ごしていれば、その人を思い出すマテリアルが多すぎて
『ここで偶然すれ違えたりしないだろうか』なんてとてつもなく確率の低いことを
真面目に思ったりもした。
ただただ、諦めることができなくて何度も迷走した。
諦めることが良くない状況の時もあれば、諦めることが必要な時がある。
それは、【明らかに見極めている】だけ。そう思えば心はすごく楽になった。
諦めたくない。色んなこと。
つらい状況に在っても、それを超えた先には見たことのない景色が広がっている。
そう信じてるから。
だけど、時には手放す勇気も必要。
自分の選択はたいてい正しいのだから。
photo by Q in マーブルビーチ