☆*写真好きなHSPの日常**♪

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)という独特な気質を持って生まれた、写真大好きなOLが綴る日々です♡

自分がHSPだと知った日

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HSPという概念はどれほど浸透しているのでしょう?

 

わたしは小さな頃から、人よりすごく敏感で繊細だという認識がありました。

その場の空気はすごく読み取るし、マイナスな感情を持っている人はすぐに察知するし

そしてその人と同じように感情がマイナスへ向いてしまう。

ちょっとしたことにも大げさなくらい心が反応してしまうし

新しい環境も人も苦手で、誰かの一挙一動に敏感に反応して

言葉の裏の意味を瞬間的に考えてしまったりします。

常に自分がどう思われているかを気にしてしまったり。

誰かに寄り添う気持ち、共感する気持ちは人一倍強いし、

優しいと言われることも多かったです。

時には、優しすぎる、とも。

 

そして、とにかく感受性が強く、心の中に熱いものがあります。

音楽やアート、写真などには深く深く感動します。

なにかひとつの音楽や写真やメッセージから、様々な、それはそれは多大なものを

受け取ってしまいます。

その人がどんな意図でそれを創作したのか、それにはどんな苦労があったのか、

そんな裏側まで感じてしまう。

 

とにかくなんにでも感情が深いのでとても疲れます。

日常を生きていく、ただそれだけのことで心が異常に消耗するのです。

 

楽しいことや嬉しいことがあっても、非常に疲れます。

なので、昔から体力がなくてしんどかった。

心だけでなく体も一緒に疲れちゃいます。

 

そんな異常ともとれる自分の性格が嫌でたまらなくて

そんな自分がとてもキライでした。(今もだけど・・・)

 

けれど、ある日のこと。数年前でした。

きっかけは忘れてしまいましたが、HSPを提唱した教授が書いた

『ささいなことにもすぐ動揺してしまうあなたへ』という本と出逢います。

 

しかし、アメリカの教授が書かれたものを和訳されたそれは

わたしにとっては少々難しくなかなか自分の中には入ってきませんでした。

(決して難しい本ではないのですが・・・)

 

入ってはこなかったけれども、

初めて、世の中に約2割の確率でわたしのような人が存在すること。

ハイリーセンシティブパーソンという概念があることを知りました。

 

自分は病気とかでもなく、

そういう生まれ持った気質なんだということを認識できたと同時に、

こんな風に悩み苦しみ続けていたのは

自分だけじゃないということがわかった瞬間でもありました。

 

つづく。

 

photo by Q  in 和歌山県植物公園緑化センター  Nikon:D7100