これ、なんかすごくわかります。
同じような境遇だった…とかでは全くないですが。
なんで結婚したいのってまわりがどんどん結婚してくからでしょ。
それが根拠で何が悪い!!って思う。
わたしは元々結婚願望が強かったから、まわりが結婚していったから結婚したいって思ったわけじゃないけれど、わたしが結婚した時はまわりの多くがもう既に結婚していたから、『まわりがしてるから〜』というのも少なからずあったと思います。
それに、わたしの『29歳でスピード結婚』なんて聞いたら、30歳までに結婚したくて駆け込んだ感満載じゃないですか。
焦りまくりやんって思われると思う。
まぁそう思われても全然かまわないですけどね。笑
実際そういう部分もあったと思うし、かといってそれがダサいとも全く思わないから。
こんな風に何と思われようと気にせずにいられるのは、どうでもいい相手と結婚したわけじゃないから。
自信を持って結婚したから。
それが断固としてあるから、別に何も気にならないのです。
実際に、こんな旦那さんなかなかいないでしょってくらい神旦那だし。
わたしがなんで結婚したかったのかって、《大好きな人とずっと一緒にいたいから》とかそんな理由ではなかったです。
もちろんそれもあるんだけど、それ以上に思うことが、《自分のことを丸ごと受け止めてくれて帰れる場所が欲しかったから》です。
居場所が欲しかったんです。
《ここに帰ってこれるんだ》っていう場所。
だから、理想の結婚相手って好きで好きでたまらなくてっていうキラキラした相手ではなくて、わたしのことを理解してくれる人、ふわっと笑い合える人、でした。
恋愛として好きな人というよりは、人間として好きな人。
親友でいられる人、でした。
このブログでも何度も言っているかもしれないけれど、恋愛感情なんていつしかなくなる。
キラキラした想いなんていずれなくなることがわかっている。
だけど、結婚相手とは何十年と一緒にいなくちゃいけない。
だから、恋愛感情がなくなったときに、それでも一緒にいたいと思える人。
そう思えるには、その人のことを《恋愛として好き》なだけではなく《人間として好き》だと思えることが大事だと思っていました。
恋人という枠を取っ払った時にも好きでいられるかどうか、という部分が重要でした。
『人間として尊敬できるか』というか。
数年前のことですが、ある日、女子会がありました。
なんだけど、直前にその女子会が中止になったんです。
体調不良の子がいて「ギリギリまで粘ってみたけど行けそうにない」と連絡があって、それを受けた違う子が「わたしも無理して行こうと思ってたけど、うつしてもアカンしやめとく」ってなってバタバタと中止になったんです。
その連絡を受けた時、わたしは自宅を出て最寄り駅に着いたところでして。
都会に行くのでそれなりの服装をして、カラコン入れて髪も巻いてて。
それがいきなり中止になったんです。
この格好も、都会に行く意味も一気になくなってしまったんです。
母には夕食はいらないと言ってあったので今から帰ってもわたしのゴハンはない。
というか、このまま帰ってもむなしすぎる。
そんな中で、結婚している子からは「じゃあ今日は旦那と外食してくる」とか「旦那と子どもとカラオケ行ってくる」とかって続報が。
家族がいるっていいなぁ……って思った瞬間でした。。涙
こうして予定がなくなっても、帰れる場所があるんだなぁって。
わたしは思いっきりぼっちで放り出されてしまった。
帰る場所なんてないよ。。
時刻は土曜の18時。
どーすんだよ1人で。この格好どーしてくれるんだよ。このゴールデンタイムに、、ってなりました。
当時彼氏はいたけれど、多忙な人だったのでわたしに予定があるってことは彼にも確実に予定が入っていて今から会うわけにもいかず。
あぁーーーーと泣きたい気持ちになりました。
旦那さん、、いればなぁ…なんて。。
今だったら出先から『【悲報】女子会中止になりました。』とかっておもしろおかしくLINEして、「じゃあふたりで過ごせるね〜」なんて笑い合えると思う。
結婚してるって最高じゃないかって思う。
今は自分の居場所ができたことが精神の安定をもたらしています。
結婚生活が幸せかどうかなんて、相手によるところが大きいと、ぶっちゃけ思います。
わたしは相手がとても良い人なのでとても幸せですし、なので、全力でおすすめしたいです、結婚。
焦っての結婚は良くないですが、ちゃんと見極めているならそれもOKでは?と思います。
30手前の駆け込み婚、大いにアリだと思います。
photo by my Weddingstage