☆*写真好きなHSPの日常**♪

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)という独特な気質を持って生まれた、写真大好きなOLが綴る日々です♡

旅行中のケンカ

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昔、付き合っていた人との旅行中に、わたしのミスのせいで帰りの飛行機の時間が危うくなってブチ切れられたことがあります。

皆さん(特に男性の方)、そういった場合ってどうされるのだろう?

彼女さん(奥さん)のちょっとしたミスであわや帰れない…。

「まぁ仕方ないよ」って優しく言える人ってあまりいないのかな?

いい子ぶりたいわけじゃないけれど、わたしはそんなことになっても相手を責める気持ちは生まれません。イライラもしません。

人間なんだからミスはある。だって人間だもの。笑

っていうか、旅行なんてトラブルのオンパレードやんって思ってるから。

 

その時の詳細

付き合っていた彼氏とはいえ、もう終わりの近い人でありまして、その旅行自体、行かないつもりにしていたのだけど、キャンセルしても全額お金が戻ってこないということなので、「じゃあ行くか」となったのでした。(国内です)

1泊2日で、1日目には旅先に住んでいる共通の友人と会う予定があったので、それがあったから「行こうか」という決断に至ったのもあります。

1日目、共通の友人と合流し観光地を見て回っていたのだけど、わかりやすく彼の態度は冷たくて、ずっと泣きそうな旅行でした。

わたしは多分『人から尊重されていない』と感じることが苦痛なのだと思う。

そして、そう思ってしまう感度も強い。

普通の人なら「え?それ冷たい態度なん?」って思うようなことでも、わたしには冷たく感じてしまう。

いつもと違う態度に非常に敏感なので。

自然と口数も少なくなる。

ツライ気持ちを懸命にこらえ、その日の宿泊先のホテルのお風呂で2時間くらい号泣した。←

次の日は気持ちのいい晴天で、「旅行では必ずお天気に恵まれるんだよなぁわたし」と自慢げにひとりで思っていたのだけれど、心の中はそんな空模様とは正反対でずっと雨が降ってた。

「今日は運転して欲しい」と言われ、運転の苦手なわたしに車のキーを預けられ、ハンドルを握りながら、赤信号で止まる度に涙が溢れ出てくるのを必死にこらえた。

そんなことも知らずに、彼は助手席でずっと夢の中だった。

昼間はなんだかんだと用事をこなし、飛行機の時間が近づいてきたから早めに空港へ向かったのだけれど。

レンタカーを返す営業所の場所がナビでは高速道路の上に設定されていて、どうにもこうにも辿り着かない。

時間には余裕があったはずなのに、その時には「やばいかも」という具合。

やっと高速道路を降りられたのに、最後の最後でわたしが道を間違え、ダッシュしなくちゃ飛行機の時間には間に合わないという状況になってしまいました。

次の日はお互いに仕事は休みでした。

彼は大事な野球の試合が朝からあるとのことで、「最悪、今日も泊まってけばいいじゃん」というわたしの考えは簡単に打ち砕かれた。(もちろん費用は全部わたし持ち)

わたしはそこまで焦ってはいなかったけれど、彼はそんな明日の予定もあって、かなり焦っていたしイライラしていました。

「仕事ならまだしも…趣味程度でそこまで焦るのか」と思ってしまったけれど。

 

その後、本当にギリギリに間に合って飛行機には乗ることができました。

この旅行の最悪さを物語る最後だったなぁと。

飛行機に乗る際、搭乗口の券を通す場所の改札機は2つあり、彼はひとりで空いている方に進んでいき、改札を抜けたあともわたしを待つことなくひとりで通路を渡り、席に向かっていました。

その姿を見てなんとも悲しかったのは言うまでもありません。

 

飛行機の中。席は隣どおし。

「飛行機、乗れてよかったねー」などと思っていたのはわたしだけで、彼はずっとイライラしていました。

実は、空港に着いてからもひと悶着あり、自分の不注意のせいなのにわたしのせいにされるし、負のスパイラルってすごいって思いました。

わたしはイライラもしていなかったので、普通に彼に話しかけていて、彼も普通に話してはくれていたけれど、ずっと言葉にトゲがあり「一緒にいるだけでイライラする存在」ってまた言われた。

少し前にも言われたこれ。

もう終わりを確信した瞬間でした。

 

無事に飛行機は到着し、ローカル線に乗り換えてからお金の清算をしました。

ここでもわたしのちょっとした一言にキレられたりして、心の中はひどいものでした。

最後にバイバイと言って別れたあとすぐにメールを送りました。

「いろいろと迷惑かけてごめんね。旅行行ってくれてありがとう。疲れてると思うから返信は不要です。」と。

もう一生連絡を取りたくなくて。返事なんかいらないから。

ううん。返事がないのが怖かったから、そう言っただけなんだけど。

そう言っておくことで、返事がこなくても傷つかないようにする為に、自分の心に保険をかけたんです。

そしたらすぐに返信がきて。

『こちらこそありがとう。ひとつ清算するの忘れてたー!また渡します。』

お金なんてもうどうでもいい。

一緒にいてこんなに悲しくなる人とはもう絶対に会いたくない。

顔も見たくない。

そう思っていたから「お金はもういいよ。色々迷惑かけちゃったから。」そう送ったあと彼から二度とメールがくることはありませんでした。

 

最悪な恋愛

最悪な恋愛があるなんて思いたくないけれど、その人と一緒にいて自分の自信がどんどんなくなっていくお付き合いは絶対に良いものではないですね。

本来、お付き合いをするということは、自分に自信がついていくものだと思うし、自分のことをどんどん好きになれるものなのだと思う。

相手を喜ばせてあげたいからと一生懸命になってみたりする自分は素敵だと思うし、相手が「かわいい」とか「好き」だとかって言ってくれることで自分の気持ちだって上がっていく。

自分のことを否定してくる相手とは付き合っていても楽しくない。

けれど、好きな気持ちは理屈じゃなくて、そんな人でもずっと好きでいちゃったりするから相当難しい。

上の彼には付き合っている頃から散々ひどいことを言われてきたけれど、ずっと好きだった。

魂が叫ぶほどに好きだった。

さすがに、旅行の件でドン引きして気持ちは一気に冷めました。

なかなかにしんどい出来事だったもので、その後も少々引きずりましたが、あれくらいの出来事があったから彼のことを嫌いになれたので、悲しい出来事も悲しいだけはないんだなと思いました。

あれがなかったら別れられずにその後もずっと好きだったかもしれない。

どう考えても一緒にいて幸せになれる人ではない、あとからそう強く気付いたから、別れられて本当に良かったと思います。

だけど、当時はわからないから、そんなこと。

ただただ好きだし、心が勝手に思ってしまってるのでね。どうしようもない。

今は《嫌いになれて良かった。》本当にそう思います。

 

で。こんな時どうする??って旦那さんに聞いてみたんですよ。

わたしのこんなミスのせいで帰れないかもってなって。。

イライラする?キレる?って。

長くなったので、この話はまた次回☆

ちなみに、期待を裏切るようですが、旦那さんの答えは「そらイライラするやろ」でした。苦笑

 

photo by Q in 鴨川