『気にしすぎ人間へ』という本を読みました。
著者は『敏感すぎる自分を好きになれる本』を書いた人です。
精神科のドクターです。
『敏感すぎる自分を好きになれる本』を読んでから
この方のファンになってしまったかもしれません。笑
だってずっと『ありのままの自分でいい』と言ってくださっているのです。
「人見知りを治そうとしなくてもいい。それはそれであなたの持ち味。」
そう言ってくれるのです。
「あなたには他の部分でもっと強みがあるのだから、そこを伸ばせば良い」と。
誰か言ってくれたことあったかなぁ? こんなこと。
いつかの記事で書いた小学校の先生のこととか思い出す。
外向型人間を育てようとしていた先生。
「人見知りなんて絶対克服しなきゃ、世の中渡っていけないよ」
と、言わんばかりだったような。
lucky-happy-smile.hatenablog.com
けどね、ある人が言ってくれたことがある。
「大勢の人がいると全く喋れない。話すタイミングとかがわからへん。」って言ったら
「きゅうちゃんは優しいから、『これ言ったら相手の人は嫌かなぁ』とか
『こんなん言わん方がいいかなぁ』とか先に考えちゃうから発言できんくなるねん。
そうやろ?? それはきゅうちゃんがめっちゃ優しいからやねんで。だからいいやん。
そんだけ優しい人なんやで、きゅうちゃんは。」って。
「そんなにおとなしかったらダメだ!!」と言われまくってきた人生だったから、
自分を責めることしかできなかったけれど、初めて肯定してもらえた。
そんな風に解釈してくれたことがすごく嬉しかったこと、覚えています。
***
それにしてもこの本もまた、読んでいたら涙が、、、
なんで泣けてくるんだろう??
自分でも不思議ですけど。
なんか心の柔らかい部分が刺激されるんですよ。
それだけ日々、思いつめているのかなぁ。
あんまり自覚はないんですけどね。
けれども、いい歳してあれなんですが、
毎日誰かに抱きしめてもらいたいって思ってます。
何をするでもなく、抱きしめてもらいたい。
ただそれだけでいい。
もちろん相手は大好きなひとでないとダメですが。笑
それほどまでに欲してるんですなぁ、人のぬくもりとか。
心の温かさとか、愛されてる実感とか。
なんでそんなに飢えてるのかも自分でもわからないんですけどね・・・。
photo by Q in 舞子公園